米・大手自動車メーカーGeneral Motorsが、ロゴ刷新に込めた想いとは?

米・大手自動車メーカーGeneral Motorsが、電気自動車の製造開発への本格着手を印象づけるため、56年ぶりに企業ロゴの刷新を発表しました。

新しいロゴは、クリーンな空を表している青と、電気自動車のコンセントプラグを象徴している小文字のmをあしらっており、前回のGとMをどちらも大文字で表現した力強いイメージから一変しモダンで先進的な印象となっています。

General Motorsのマーケティング責任者Deborah Wahlは、「今回の変更は1956年以降に行った最も革新的なことである」と話しており、創業から115年もの歴史のなかでロゴの変更はわずか数回しか行ってこなかった同社ですが、「わたしたちがこれまでに築き上げてきた信頼や一貫性はそのまま継承しつつ、さらにそれらを一目で見て分かるよう、そして、活気に満ちあふれた未来へのエネルギーをイメージしている」とのこと。

また、さらに、「今回、わたしたちの会社に正しい人格と人間性を与えることが目的のこのプロジェクトは、社内のデザインチームのメンバーが、16万人以上の従業員の気持ちをすべて担うかたちで取り組んでくれました」と、プロジェクトが社内のメンバーのみで構成されていたことを強く強調し、従業員一丸となり、よりよい未来に向かって改めて誓ったことを伝えています。

新しいロゴは、作家のMalcom Gladwellや、サメに襲われて隻腕となってもなお輝かしい結果を残し続けるサーファーのBethany Hamiltonなど、変化を象徴するキャストが出演している「Everybody in(訳:全員で取り組もう)」という動画でお披露目され、General Motorsが抱く未来に向けての想いを代弁する内容となっている「Everybody in(訳:全員で取り組もう)」という動画でお披露目されました。

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