珊瑚礁の島で限定製造。フードロスと地域活性、2つの課題から生まれたクラフトコーラシロップ「TOBA TOBA COLA」

TOBA TOBA COLA

奄美群島の北東部に位置する喜界島。鹿児島市からフェリーで11時間かかるというこの島は、美しいビーチに多様な動植物、古来から伝わる伝統文化などさまざまな魅力を持っています。

島の特産品は、在来種である島みかん。栄養価が高く、強い甘みと香りが特徴だそうですが、実はこの島みかんはあまり消費されておらず、収穫すらされずに腐ってしまう分も多かったのだそう。

この問題を目の当たりにし、何とかしたいと立ち上がったのが、喜界島出身の若い夫婦。「フードロス」と「島の活性化」という二つの課題を解決すべく、2人は島みかんを使ったクラフトコーラシロップの製造に取り組みました。

そうして出来上がったのが、13種のスパイスと喜界島産きび糖を材料に使用した「TOBA TOBA COLA」。大人も子どもも味わえる、まろやかで奥深い仕上がりのコーラシロップです。

「トバトバ」は喜界島の方言で「トゥバトゥバ=ウキウキする」という言葉に由来しており、消滅危機言語である方言の存続への願いと、「このコーラを飲んでウキウキしてもらいたい」という気持ちが込められているのだそう。

飲み方は、原液1に対して炭酸水4を混ぜるだけ。最後にレモン等の柑橘類を絞ると、より爽やかな味わいを楽しめます。

喜界島でひとつひとつ、丁寧に手作りしたTOBA TOBA COLAの注文は、オンラインストアから。公式サイトにはコークハイボール、ホットワインなどのおすすめレシピも紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください。

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