彼らにも感情がある?マネキンを主役にした看板広告のメイキング映像

Case: Fun Magnet

カナダのカジノリゾート・Fallsview Casino Resortによるユニークなプロモーションをご紹介。「ファン・マグネット」というコンセプトのもと、“マネキンが主役”になる屋外広告を制作しました。

巨大なビルの壁看板に、数多くのマネキンが、まるでマグネットのように貼り付いているというクリエイティブ。

本看板広告の製作過程を収めたメイキング動画では、3体のマネキンについて、“生身の人間のように人格を設定”し、彼らマネキンの“日頃の活躍”と“この屋外広告の制作風景”を描いています。

例えば1体目のマネキンは「ハードワーキング・マネキン」と紹介されており、アパレルショップの店頭で様々なコーディネートを着用するのに大忙しという設定です。

2体目のマネキンは「世界中で一番タフなマネキン」。貨物船のコンテナに乗せられて世界中に輸送されたり、スタント役もこなすという設定です。

3体目のマネキンは「有名なマネキン」。「マネキン・オブ・ザ・イヤー」に17回輝いており、数々の雑誌の表紙を飾っているという設定です(「ローリング・ストーン」誌風ロゴの「リテイル・ストア」誌など、雑誌名の設定がユニークですね)。

そして、これらマネキンたちが「ファン・マグネット」看板広告の制作現場に集結。

看板に貼り付いたマネキン達は、「(自動車の衝突実験をしていた)前の仕事より良いな…」としみじみ会話をかわすなど、今回の“仕事”(看板広告に貼り付くこと)が、開放感あふれる職場での素晴らしい職務であると認識し、日頃の憂鬱から解放される様を描いていきます。

看板広告に起用したマネキンに人格を規定し、マネキンを主役にして看板広告のメイキング映像を作る”という一風変わったコンセプトの広告でした。

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