「白斑は、私のアイデンティティーのひとつ。」米コスメブランド、“まだら模様”の皮膚を持つモデルを広告塔に起用

Case: I Am What I Make Up

若い女性に人気の米コスメブランド・COVERGIRLが、新しく発売したファンデーション『TruBlend Liquid Makeup』のキャンペーン映像を公開しました。

今回モデルに抜擢されたのは、アメリカ人モデルのAmy Deanna。彼女は『白斑』という、皮膚に白い斑点ができる病気を患っており、その褐色の肌には色素が抜けた白い部分があります。

映像の中で、Amyは目元の白斑部位を際立たせる明るいハイライトカラー、そして顎の部分を周りの色になじませるダークカラーの2色のファンデを使い分けながら、「目立つことができるのに、どうして周りに溶け込もうとするの?」と視聴者に語り掛けます。

ベースメイクのCMといえば、まるで陶器のように一点の曇りもない肌を見せることがこれまでの常識ですが、今回あえて皮膚疾患を持つモデルを起用したのには、美容業界における“美しさの基準”に疑問を呈するため。

肌や髪の色、体型、文化など、多様なバックグラウンドを持つ女性たちが自らの美しさを認め、自信を持って生きることこそが真の美しさなのではないか、と訴えているのです。

「白斑は、自分のアイデンティティーのひとつ」だと語るAmy。彼女は雑誌のインタビューを受けた際、自身が広告塔に起用されたことについて「この病気のことをたくさんの人に知ってもらうチャンスを与えられたことに感謝します。」と語っているそうです。

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