国境を越えた友達を作ろう!Skype音声同時通訳サービスで地球がひとつになる

インターネット経由で無料のテレビ通話が出来るスカイプ。それだけでも画期的なサービスが、更なる進化を遂げました。その名も「スカイプトランスレーター」。

日本語で言うところ“スカイプ通訳者”というこのシステム、音声同時通訳にて会話が楽しめるという夢のような機能なんです。まずはリクエストの多かった英語⇔スペイン語の音声同時通訳のサービスを開始。それを使ってアメリカの少女とメキシコの少女がスカイプチャットを試みた映像がこちらです。まさに世界が一つになりつつある感動の映像をご覧ください。

「私がどこに住んでるか分かる?」

アメリカの少女が画面越しに1人の少女に話しかけるところから映像はスタート。「私がどこに住んでるか分かる?」と英語で質問すると、相手の少女はスペイン語で答えます。その回答に頷くアメリカ人の少女。

続いて「あなたはメキシコの中心部に住んでいるの?」そしてまた、スペイン語で答えるメキシコの少女。異なる言語で成り立っている会話…その仕掛けこそが「スカイプトランスレーター」なんです。


クラスルームから世界へ

この映像が撮影されている場所は、小学校の教室。会話は一対一ですが、大画面にてその模様を大勢の生徒たちが見守っています。そして、一会話毎に自分たちの言語に音声通訳されるため、驚くほどスムーズな会話が実現しています。そんなライブコミュニケーションに、歓声をあげつつ見守る生徒たち。


言語は違うけれど、通じ合えればお友達!

「どんな遊びが好き?」「ビーチで泳いだりすることかな。」「私も泳ぐの好きよ!」そして、「いつか会いたいね…」なんて会話につながって行きます。共通点を見つけた二人は心が通じ合い、実際に会いたくなってしまうほどに。

クラスみんなの気持ちが国境を越える

二人の一連のやり取りを見守っていたクラスメートたちも、国境を越えた新しいお友達を身近に感じたようです。アメリカの教室とメキシコの教室がライブでつながり、手を振り合う子どもたち。

Microsoft ResearchとSkypeの開発チームが協力して開発されたこのシステム。今回スタートした英語とスペイン語間での音声同時通訳の他、40カ国語でのメッセージング翻訳が画面に表示されます。

子どもたちが体験したこの次世代コミュニケーション。“言葉が通じれば気持ちも通じる。”と体感する子どもたちのキラキラした瞳がとっても印象的です。もし日本語の同時通訳チャットが可能になったら、あなたはどこの国の人とおしゃべりしたいですか?

(参考サイト:YouTube

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