別れた恋人の服、出品しませんか？　オンライン売買の会社が展開したWeb動画

ドイツのファッション系ECサイト・Zalandoは、環境への取り組みの一環として、不要になった衣類や小物類をユーザーがオンラインで売買できるプラットフォーム「Zalando Pre-Owned」を展開しています。

捨てるのではなく、他の人に譲るという選択肢を示すとともに、要らない服を出品するよう人びとに呼びかけるため、同社が公開した動画がこちらです。

口論の末、パートナーに服を投げつける女性や、深夜に、別れた恋人の服を泣きながらゴミ捨て場に持ち込む男性。

そして、まるで映画のワンシーンのように、高層マンションの窓から服を投げ捨てる女性。彼らは一様に、泣いたり、怒ったりしながら服を捨てています。

そして、動画の最後には「元カレ／元カノの服に別れを告げる良い方法、Zalando Pre-Ownedに出品しませんか」というメッセージが現れます。そう、自分の服だけではなく、別れた恋人が置いて行った服をも、どうせ手放すのであれば、捨てるのではなく、オンラインで売ることを訴求しているのです。過去の決別し、売り上げも手に入り、そして地球環境にもやさしいという現代っぽいアプローチ。

「Zalando Pre-Owned」はただ出品者と購入者をつなぐためのサービスではなく、Zalandoが間に入って品物のチェックから支払い確認、発送までを行うため、ユーザー同士のトラブルが起こりにく、また商品の品質が担保されるという点が大きな特徴となっています。