階段を上るほど物語が進む ピッコマ『忘れられた野原』の原宿駅ジャック

株式会社カカオピッコマが運営する電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」は、SMARTOON®『忘れられた野原』の交通広告をJR原宿駅に掲出しています。期間は、2026年9月14日(月)から9月20日(日)まで。

5月6日(水)の連載開始から約4ヵ月で「いいね」数が240万を突破した本作の反響を受け、今回の大型施策が決定しました。

広告の舞台は、山手線外回りホームと改札口を結ぶ階段です。壁面、床面、天井の空間全体を覆うオールラッピングによって、主人公の皇女・タリアと貴公子・バルカスの関係性を「愛憎のパノラマ」と題して全方位から表現しています。両側の壁面は傾斜に沿う1枚のパノラマ状になっており、2人がたどった歩みを描写しました。

階段を下から見上げると、手前側には淡い青と木々の光に包まれた幼少期の2人が登場します。歩みを進めるに従い周囲の色調は深まり、最上部では深紅の薔薇と夕暮れに包まれた大人の姿へ変化する構成です。

作品のビジュアルをただ掲出するにとどまらず、階段を上る日常の移動動作と時間が進むという物語の構造を重ね合わせました。足を止めて鑑賞することが困難な場所の特性を捉え、移動体験そのものが登場人物たちの成長を追体験する仕掛けとなっています。

さらに、駅での接点をその場だけに終わらせないデジタル施策も展開しています。ピッコマ内では、マンガ・アニメ版の無料話増量やノベル版の130話以上無料公開を9月27日(日)まで実施。

特設サイトの公開や公式Xでのキャンペーンも組み合わせ、現地で生まれた作品への関心を、アプリでの読書体験へとスムーズに接続する導線設計です。

通行客が足を止めにくい移動空間の制約を生かし、階段を上るという日常動作に作品内の時間の流れを連動させ、コンテンツ体験の場に転換。メディアの物理的特性と作品文脈を重ね合わせ、立ち止まらない場所でも印象を残すコミュニケーションの形を示しているといえるでしょう。

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