800年の香りの文化を空間へ サンタ・マリア・ノヴェッラのブランドづくり
サンタ・マリア・ノヴェッラ・ジャパン株式会社は、2026年8月1日(土)、ジェイアール名古屋タカシマヤ3階に新店舗をオープンします。13世紀のイタリア・フィレンツェに起源を持ち、”世界最古の薬局”として知られる同ブランドが、東海地区で初めて最新のストアコンセプトを導入する店舗です。
商品を並べて売る場としてではなく、店舗そのものをブランドの世界観に浸る空間として設計。800年以上受け継がれてきた香りの文化とクラフトマンシップを、内装や什器、細部の意匠にまで反映させ、来店客をフィレンツェの物語へと誘います。
今回の空間づくりで着想源となったのは、現在のフィレンツェ本店であるサンタ・マリア・ノヴェッラ教会に今なお残る、かつて修道院薬局として人々を迎えていた歴史ある旧薬局室です。
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深みのあるグリーンのイタリア製ベルベットや、温もりを感じさせるアンティーク調の木製什器を配することで、ブランドの原点にある美意識や職人の伝統を店内に映し出しています。単に高級感を演出するのではなく、フィレンツェ本店に流れる空気や時間までも空間に落とし込むことで、来店した瞬間からブランドの歴史を体感できる設計です。
こうした空間ブランディングは、商品の機能や価格だけでは伝わりにくいブランドの歴史や価値観を、五感を通じて直感的に伝える役割を果たしています。
店内には、オードパルファムやオーデコロンといった多彩な香水コレクションに加え、ホームフレグランスやボディケアなどの定番アイテムが揃います。
同じ商品でも、フィレンツェ本店を思わせる空間で手に取ることで、その価値は単なる香水やボディケア用品にとどまりません。ブランドが長きにわたり紡いできた香りの文化や美意識に触れる体験へと変わります。空間と商品を切り離さず設計することで、ブランドが持つ物語そのものを価値として届けています。

オープン記念イベントで「自分だけの一本」に
さらにオープンを記念して、8月1日(土)・2日(日)の2日間限定で、香水ボトルに名前や記念日を職人が手作業で刻印するエングレービングイベントを開催します。
職人が一つひとつ刻印を施す時間そのものが、ブランドのクラフトマンシップを体感できる演出になっています。既製品だった香水は、名前や記念日が刻まれることで、自分だけの一本へ。オープン初動の来店動機を生み出すだけでなく、購入体験そのものをブランド体験の一部へと昇華しています。
サンタ・マリア・ノヴェッラは、長きにわたり受け継がれてきた歴史やクラフトマンシップを、内装や什器、商品、さらには刻印イベントまで一貫した世界観で表現しました。店舗を単なる販売の場ではなく、ブランドの物語に触れられる空間として設計することで、商品以上の価値を提供しています。
実店舗だからこそ生み出せる没入感が、ブランドへの愛着や記憶につながる好例といえるでしょう。
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