「負けた人」が対象者Uberが仕掛けた逆転のワールドカップマーケティング
FIFAワールドカップ期間中、Uberはアメリカ、カナダ、メキシコの9つの開催都市と2つのFIFAファンフェスティバルで、巨大なティッシュボックス型のトラックを走らせるOOHキャンペーンを実施しました。
車体には「Sorry for Your (Team’s) Loss」(あなたのチーム、残念でした)というメッセージが書かれています。利用者が事前に応援するチームを登録しておくと、そのチームの敗退後に、1回の乗車料金が30%割引になる特典を受けられる仕組みです。
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慰めているようで少し煽っているような、絶妙なユーモアがただようこの発想には、合理性があります。
ワールドカップで優勝できるのは1チームだけ。48チーム中47チームのファンは敗者になるという事実に着目し、圧倒的多数を占める「負けた人」に寄り添うことでブランドとの接点を生み出しています。
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試合直後は、落胆したファンが帰宅のためにライドシェアを利用して帰宅するタイミングともいえるでしょう。勝者ではなく敗者に目を向けるという逆転の発想で、多くの人が自分ごととして受け止めやすいコミュニケーションになっています。
世界中が同じ話題を共有する瞬間に、あえて「負け」という感情を起点にしたマーケティング事例です。
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