ハワイアンズ×ポプテピピック 段階的発信と日頃の接点づくりで集客を広げる

常磐興産株式会社が運営するスパリゾートハワイアンズが、TVアニメ『ポプテピピック』とのコラボイベント「ワイハピピック」を5月22日(金)から7月5日(日)まで開催します。

施設内をポプ子とピピ美がジャック。グッズ・コラボフード・フォトスポット・スタンプラリー・着ぐるみグリーティングと、盛りだくさんの内容です。

注目したいのは、生活者に向けて「どう届けたか」という点。今回のコラボ発表は段階的に展開されています。

4月3日(金)にコラボ決定を告知、4月30日(木)に描きおろしイラストを追加公開、5月15日(金)にイベント詳細を発表という流れ。「旅行の予定を立てるタイミング」は人によってまったく違います。

ゴールデンウィーク明けに夏の旅行を考え始める人もいれば、1~2週間前に行き先を決める人もいますし、週末の予定を検討する近場の人へのアプローチも必要です。

せっかく力を入れた企画。一度の発表で終わらせず、複数のタイミングで情報に触れる機会をつくることがひとつのカギとなります。

体験の種類を多層的に用意している点も見逃せません。ポプテピピックのファンはもちろん、「限定グッズが欲しい」「子どもと写真を撮りたい」「コラボフードを食べてみたい」と、来場する動機がそれぞれ違う人たちに入口を用意しています。

「ファンだけが楽しめるイベント」ではなく、さまざまな層の「行く理由」になっている点が、集客の広がりにつながっているのではないでしょうか。

また、過去にコラボした『勇気爆発バーンブレイバーン』の監督・大張正己氏とSNS上でやり取りが行われるなど、継続的な広がりもみられました。

さらに、ハワイアンズの公式Xからの「ホテルレストランのバイキングには離乳食もご用意しております」といった日頃からの発信の積み重ねも、アプローチの土台になっているのではないでしょうか。

「有名なIPとコラボしたから」という見方は、この事例の一面でしかありません。段階的な発表でタイミングを逃さず、体験の入口を複数用意し、日頃から幅広い層と関係をつくっておく。コラボの規模や予算にかかわらず、取り入れられる発想がここにありました。

創業60周年を迎え、「ハワイアンズ還暦祭」の開催やオフィシャルホテル「ホテルハワイアンズ」のリニューアルが進められている同社の取り組みに注目です。

その他のマーケティング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=26
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る