\ Pick of the week /先週の話題事例ピックアップ<4/20-4/26>

PR EDGEにおいて、先週たくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップして紹介する「Pick of the week」。

今回は、伊勢シーパラダイス、横浜・八景島シーパラダイス、ONICHA、明治、ゴディバの事例紹介記事をまとめてお届けします。

1. 閉館前の入場に付加価値を与える 伊勢シーパラダイス1時間限定チケット販売

三重県伊勢市の「伊勢シーパラダイス」は、閉館直前の1時間に限定した「1HOUR入館チケット」を、2026年4月6日(月)~5月10日(日)まで期間限定で販売。

料金は、通常チケットの約半額に設定。単なる割引プランにとどまらず、閉館1時間前からの入場に付加価値を与えることで、来場動機へとつなげています。

来館者にとってのメリットは、混雑を避けやすい点です。閉館前の比較的空いた時間帯に、水槽をゆったり眺められるなど、落ち着いた館内体験が叶います。

あえて滞在時間を1時間に絞ることで、「次はエサやりも体験したい」「今度はもっとゆっくり回りたい」といった物足りなさを生み、次回来館のきっかけへとつなげました。

限られた時間でも楽しめる過ごし方を提示しつつ、来館者の分散によって混雑緩和も期待できるでしょう。短時間チケットを“割引”だけでなく“体験”として価値化し、リピーター獲得まで見据えた施策です。

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2. 全方位マツケンで逃げ場なし! 横浜・八景島シーパラダイスの“過剰没入型”エンタメ爆誕

横浜・八景島シーパラダイスは、ゴールデンウィーク特別企画として、“マツケン”こと俳優の松平健さんとのコラボレーション「マツケンまみれゆうえんち」を展開します。期間は、2026年4月17日(金)から5月7日(木)まで。

「どこにいてもマツケン」「何をしてもマツケンサンバ」というコンセプトを軸に、園内全域を単一のIPで染め上げます。アトラクションの装飾といった定番の演出にとどまらず、水族館ならではのコンテンツもフルに活用。

イルカや5万尾のイワシが「マツケンサンバⅡ」に合わせて躍動するなど、同施設の強みである海の生きものたちまでもがマツケンの世界観に融合します。

また、レジャー施設において重要な不確定要素である天候を、独自のPRフックへと昇華させている点も見逃せません。

ゴールデンウィークの集客を勢いづけるため、4月27日(月)には「晴れの神様」としてマツケン本人が登場。地上15メートルの高所から太陽へ踊りを捧げる「晴れ乞いプロジェクト」を実施します。

集客争いが激化するゴールデンウィークにおいて、他施設とは一線を画す独自性の高いブランド体験を提供し、来園動機を生み出す戦略的なIP活用事例です。

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3. 賛否両論も戦略のうち? HIKAKIN新ブランド「ONICHA」発売

YouTuberのHIKAKIN(ヒカキン)さんが自ら手がけた新ブランド「ONICHA(オニチャ)」のペットボトル麦茶が、全国のセブン-イレブン店舗で2026年4月21日(火)から順次発売となります。自身がプロデュースしたカップ麺「みそきん」に続く第2弾商品として、発売前から注目を集めています。

4月19日(日)には「ONICHAフライング無料配布イベント」をお台場で開催。希少性を演出する「事前抽選制」を導入し、ターゲット層への確実なリーチを図るとともに、商品の認知拡大を促進します。

一方で、ネット上では疑問の声も上がっています。既存の麦茶を「退屈な飲み物」とネガティブな言葉で表現したことや、ブランド名から国産原料を連想させつつも、実際には外国産大麦を使用している点などがネットユーザーなどから指摘を受けました。

しかし、こうした賛否両論を含む話題性の創出は、強力な個人の発信力を基盤としたプロモーション戦略の一環とも捉えることができます。

「HikakinTV」の登録数は2026年4月時点で約1,960万人。日本のトップYouTuberとしての影響力と発信力を武器に、消費を「体験」へと変える同氏のマーケティング戦略に注目が集まっています。

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4. 「どっち派論争」に終止符? AI共同開発「きのこの山×たけのこの里」50周年新商品

株式会社明治のロングセラーブランド「きのこの山」「たけのこの里」が、誕生から50年という節目を迎えます。

同社は、両商品の「対立構造」をあえて解消し、2つの価値を統合した新商品「AI発案 合体しちゃった!きたきたのこのこの山里」を開発。2026年4月14日(火)から全国のコンビニエンスストアや駅売店にて数量・期間限定で発売しています。

誕生から50年という節目に、同社はブランドの対立構造をあえて解消し、双方の価値を統合した「どっちも派」向け商品の開発に着手しました。競合関係を“融合”へと再定義することで、限定性と希少価値を打ち出しています。

両者の垣根を越える体験として商品を開発することで、ファンの購買意欲を喚起。さらに、長年培ってきたブランド資産を活かしながらAIと共同開発することで、話題性のある新たなマーケティング施策として注目を集めています。

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5. 千葉限定先行×数量限定で希少性を最大化 ゴディバの名品コラボマーケティング

ゴディバ ジャパン株式会社は、2026年4月16日(木)より「ショコラぴーなっつ最中」をゴディバそごう千葉店にて数量限定で先行販売しています。4月23日(木)からは、全国の一部ゴディバショップやゴディバ オンラインショップでも販売を開始します。

ショコラぴーなっつ最中は、千葉県成田市に本店を構える1899年(明治32年)創業の米屋株式会社が展開する和菓子ブランド「なごみの米屋」の「ぴーなっつ最中」とのコラボレーションから誕生しました。

2026年に創業100年を迎えたゴディバは、国内外のシェフやお菓子とさまざまなコラボに取り組む「GODIVA Marché」を通して、チョコレートの可能性を追求しています。

「ゴディバ=高級チョコレート」という不動のブランドバリューを生かした、歴史ある食材・ブランドとのコラボレーションは、名産品の新たな魅力を引き出し、地域が注目を集めるきっかけにもつながりそうです。

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大型連休を控えた時期ということもあり、レジャー施設の独創的な取り組みが注目を集めた1週間でした。

集客争いが激化するゴールデンウィークにおいて、時間の制約を逆手に取ったチケット販売や、強力なIPによる大胆な演出など、自社の強みに独自のアイデアを掛け合わせた差別化戦略が光ります。既存の資産に新たな体験価値を加え、来園動機を生み出す各社の工夫が印象的でした。

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