ピザにパイナップルはアリ? 意外な着眼点で安さを訴求したスーパー
突然ですが「ピザにパイナップルはアリ? ナシ?」という議論をしたことはありますか? 昔からあるネットミームやジョークとしておもに欧米圏で行われている議論で、大多数が「ピザにパイナップルはナシ」であることから毎回ナシ派が勝っているのです。そんなジョークを活用することで「どんな食品もお手頃価格で買える」というメッセージに繋げたハイコンテキストなCMがアイルランドで公開されました。
広告主はイギリスを中心に多くの店舗を展開しているスーパーマーケットチェーンのTesco。動画のあらすじは、Tescoで買い物中のカップルがピザ用にパイナップルを買うか買わないかで議論をし、その様子が国民全員を巻き込んだ論争へと発展していくというもの。
最終的に暴動が起こるまでに至ったものの、Tescoの店内に「パイナップルを含むすべての食品は最安価格保証。安心してお買い物をお楽しみください」というアナウンスが流れると……発端のカップルはいとも簡単に「それなら買おうか」と納得してしまいます。
全国民を巻き込むような壮大な論争だったとしても、価格が安いのであれば別にどうでもいい……そんな生々しいユーモアがとにかく印象的なCMでした。日本でも似たようなジョークを活用することで同じアプローチが可能になるのではないでしょうか。
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