2020.04.10

【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 4/10

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ事例・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、コロンビア、花王/ユニクロ、カヤック、資生堂、ナショナルデパートの事例をご紹介（※内容はリリース時の情報に基づくものです）。

1: アウトドアを楽しめない人へメッセージ『#TougherTogether（#ともにタフに）』（コロンビア）

コロンビアスポーツウェアジャパンは、自社ブランド「コロンビア」にて、世界中で蔓延している新型コロナウイルスによりアウトドアフィールドを楽しめないコンシューマーに向けて、「Tougher Together （ともにタフに）」グローバルキャンペーンを展開。

本キャンペーンは、「#toughertogether （#ともにタフに）」の合言葉のもと、大自然に想いを馳せ、これまで経験してきたアウトドアでのストーリーや思い出のシェアを呼びかけるというもの。

アメリカではトレイルランナーのヤジーン・ディボン（YASSINE DIBOUN）選手と共に、IGTVでこれまでのアスリートとしての経験に基づいたメンタル面強化の方法などを伝えるコンテンツなどを展開。日本では同様の取り組みを、契約アスリートであり、昨年スカイランニングの世界大会「Skyrunner World Series」で世界ランク1位を獲得した山岳ランナー上田瑠偉選手と実施予定。また、他にもこれまで関わりのある山岳ガイド、バスフィッシャーやスノーボーダーの方々とも取り組みを進めていくという。

2: 「服を長く着てもらいたい」同じ想いを持ったブランドがコラボ（花王/ユニクロ）

花王の衣料用洗剤アタックZEROは、ユニクロとコラボレーションした『毎日着る服を、長く着たい服に。』プロジェクトを4月3日（金）より開始。

本プロジェクトは、業界は違えども“服を、長く着てもらいたい”という両ブランドの共通の想いを形にしたもの。「服の快適さが続く」ことをアピールしたアタックZEROの新TVCMの放映や、限定コラボデザインのアタックZEROを全国のユニクロ店舗でプレゼントするなど、様々な取り組みを展開。4月13日（月）～19日（日）までの期間中には、東京メトロ新宿駅において、アタックZEROとユニクロのコラボレーションの屋外広告を掲示する。

3: オンライン無料クリエイティブ相談でマーケター・自治体職員を支援（カヤック）

カヤックは、プロモーションやR&Dなどに関わる企業のマーケターや地方自治体職員が、クリエイティブに関する悩みを同社クリエイターにオンライン上で無料相談できるサービス「KAYACLINIC」を開始。

本企画の背景は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、これまでリモートワーク・在宅勤務を実施していない多くの企業や自治体も働き方が変わり、少なくとも約1ヶ月は在宅でのリモートワークが主流になる地域なども出てくることからだという。

本サービスでは、「うんこミュージアム」のクリエイティブディレクターや、VR/ARを得意とする社員などが相談窓口になる。鎌倉に本社を置く同社がもつリモートワークの知見とデジタル施策のナレッジを活かし、経営難や新しい働き方に戸惑われるマーケターや地方自治体職員の一助になることを目指しているとのこと。

4: 顔写真のアップロードで似合う口紅の色を診断してくれるサービス（資生堂）

「“お母さんの色”を贈ろう」キャンペーン

資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」内では、5月10日（日）の『母の日』に合わせて、「“お母さんの色”を贈ろう」キャンペーンを4月6日（月）～ 5月10日（日）に展開。

本キャンペーンでは、「母の日に、お母さんを想いながら口紅を選ぶ時間こそが、特別な贈り物である。」というメッセージのもと、同サイト内で写真をアップロードするとバーチャル上でその人に似合う色をシミュレーションできる「カラーシミュレーションサービス」を無料で実施。また同サイトのオンラインショップでは、一部の対象商品限定で名前や好きな言葉を商品に刻印できる「エングレービングサービス」も提供。