米ペンキメーカー、エルサルバドルの国立競技場を市民と共にリノベーション

Case: Fans of color

アメリカの大手ペンキメーカー・Sherwin-Williamsが、中米・エルサルバドルの国立競技場を丸ごと塗り替えるという、大規模なリノベーションを実施しました。

そもそもこの競技場は赤と黄色をモチーフにした配色だったのですが、これを国のシンボルカラーであり、国旗にも使われている“青”と“白”にチェンジすることが、多くのサッカーファン達の長年の願いでした。

そこでSherwin-Williamsは、自社の製品を使ってスタジアムのカラーを一新することに。

エルサルバドルの人々は無類のサッカー好きということもあり、塗装にはたくさんの一般市民が参加。用意されたペンキで色を塗っていきます。そして明るい日差しによく映える、美しいスタジアムが完成したのです。

このプロジェクトはソーシャルメディアを通じて200万人以上にリーチしたほか、新聞やインターネットニュースでも紹介され、大きな注目を集めました。

人々が愛してやまないサッカー場をリニューアルしたこと、そして一般市民が参加できるイベントにしたことで、ブランドイメージのアップに成功した事例でした。

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