売上大幅アップに貢献!チェコの人気炭酸飲料が仕掛けた“どうでもいい”キャンペーン

Case:Whatever

チェコで人気の炭酸飲料・Kofola。共産主義国時代、手に入りにくかったコカ・コーラの代替品として作られたもので、チェコでは今でも最もポピュラーなドリンクなのだそうです。

そのKofolaがこのほどボトルデザインを一新。リニューアルに伴って若者の心をつかむプロモーションを打ち出しました。テーマは「Whatever(=どうでもいいよ)」。

制作したのは炭酸飲料のCMによくあるスタイリッシュさや爽快感をウリにした演出ではなく、なぜか犬やパンダ、ネコなどの動物を用いたシュールなコマーシャル。特に愛らしいわけでもなければ、見ていて楽しくなるようなものでもありません。

思わず「だから、何?」と言いたくなるような映像なのですが、この力の抜けたどうでもよさとバカバカしさが若者たちに大ヒット。若者自らが“どうでもいい”動画を制作してSNSに投稿するほどの盛り上がりを見せました。

Kofolaのペットボトルのデザインも“Whatever”なイメージに変更したところ、売り上げは大幅にアップしたとのこと。

自社の製品に『どうでもいい』って…かなり大胆な表現ですが、逆に『もはや当たり前のようにある存在』・『人々に広く支持されている』という自信の表れなのかもしれませんね。

動画はコチラ

参考サイト

Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/online/kofola_whatever

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