“バンクシーが靴を履いた!”ストリートアートにスニーカーを履かせる独ECサイトのゲリラ施策

Case: Occupy Banksy!

ドイツのオンラインショップ・Deichmannは、イギリスのロンドンを中心に活動している全てが謎に包まれた覆面芸術家・バンクシーが描いたストリートアートを拝借して、人気ブランドFILAのスニーカーの宣伝をしています。

ロンドン市内に点在するバンクシーの壁面アート。世界で最も有名な謎に包まれたグラフィティアーティストの作品を目にしたことがある人も多いと思います。

今回、靴のオンラインショップのDeichemannは、FILAのスニーカーを『ストリートスタイルに最適な商品』として売り出すために、代表的な“ストリートアート作品(=バンクシーのアート)”とのコラボを試みました。

まずは、FILAのスニーカーを真っ二つに切断します。

そして、これらをバンクシーが描いたストリートアートに貼り付けて、まるで絵の中の人がFILAのスニーカーを履いているかのように仕上げたのです。

反響は非常に大きく、SNS上で“FILAのスニーカーを履くバンクシーの絵”が瞬く間に拡散すると同時に、(この機に狙って出稿した)Google Adwordsの“FILA Banksy”というキーワード検索から、Deichemannのオンラインショッピングサイトへ大勢の見込み客が訪問したといいます。

勝手にコラボされてしまったバンクシー本人も今のところ特に異議を唱えていない!?という本施策。

話題にさせるだけでなく、Google Adwordsで“相応しいキーワード”に出稿することで「商品購入までの導線」も設計していた点が巧みですね。

動画はコチラ

参考サイト

Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/outdoor/deichmann_occupy_banksy

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