大手保険会社、IKEAストアを巧みに使った住宅保険のアンビエント広告

Case:Höm Insvurannss

大手保険会社「American Family Insurance」による住宅保険への加入を訴求するアンビエント広告@ロシア。こちらは広告学校の学生が考案したコンセプトアイディア。

住宅保険に加入していない大半の人は、自分の家には洪水や火事や侵入強盗などが結局のところ起こり得ないと考えており、そんな人々に対して「“保険が必要になる”ような災難はあなたの自宅にも突然降りかかる」ということをリアルに実感してもらうという狙い。

同社はIKEAの店舗の協力を得て、商品展示エリアの一角を“あたかも洪水に遭ったかのような部屋”に改造して、通常の家具の値札の代わりに住宅保険の料金が書かれた値札をつけるという企画。

IKEAの商品展示エリアといえば、全ての家具が素晴らしく適切に展示されていて、お客さんにとっては自宅のコーディネートにも大変参考になる代物ですが、“そんな部屋も突然洪水に遭う可能性がありますよ”、“洪水に遭ったらそんな素敵にコーディネートした部屋も台無しになっちゃうんですよ”、“だから住宅保険に加入しておくといいですよ”とコミュニケートしています。

IKEAの店内でこんなエリアを見かけたら思わず足をとめて見入ってしまいそうですね。

参考サイト

・Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/american_family_insurance_hom_insvurannss

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