絵具やインクを一切使わずに、果物の果汁だけで描く“ピュアな”プリント広告

Case:Inspired by nature

新鮮なフルーツを使ったヨーグルトなどに定評のある、ブラジルの大手乳製品ブランド「Batavo」のユニークなプリント広告。

「Batavo」は、着色料や人口甘味料などを使わずに、“自然のありのままの恵み”だけで商品開発を行っているという点をウリにしているブランドですが、今回の広告では、その事実を斬新な手法で体現しています。
コンセプトは、 “Ad inspired by nature”(自然に端を発する広告)

自社の商品に使用するイチゴやベリー、パパイヤなど新鮮な果物の果汁のみでプリント広告の文字を描くという企画。

一つ一つの果物を丁寧に皮をむいて、その後すりつぶして果汁を絞り出すだけでそれ以外は一切何も加えません。

そしてこれら果汁を絵具代わりに、1筆1筆丁寧に広告を描いていきます。

描き終わったものが以下。
そこには、『この広告はBatavoの商品と同じように、ありのままの自然からできているんですよ』と明記されており、さらに、この広告を描くにあたって使用した果物の名前も羅列されていました。

描き終わったポスターのそばに実際の果物を配置した上でカメラ撮影して、実際のプリント広告として使用したそうです。

“自然のありのままの恵み”だけで商品を作っているという事実(ウリ)を、それを伝える広告表現にも再現するという手法。面白いアイディアですね!

動画はコチラ

参考サイト

・Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/print/batavo_inspired_by_nature

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