気付いた人の“腹落ち感”がハンパない広告

Case:Ratatouille Sticker

ビデオ・オン・デマンドの映画配信サービス「Telecine HD」のユニークな広告。

日本では2007年に公開されたピクサーのアニメ映画「レミーのおいしいレストラン」(原題:Ratatouille)が、新しく「Telecine HD」の配信リストに加わったことを告知するクリエイティブ。

同映画の中でフランス料理のシェフになることを夢見て、奮闘するネズミの『レミー』を大々的に描写したこの広告。

このプロモーションの何がユニークかというと、この広告(ステッカー)を出稿した場所が、レストランの壁の一番下だったということ。

拡大するとこんな感じ。

 

レストランでこのステッカーを見かけて気になったお客さんが、マジマジと見て納得するという仕掛け。
ブラジルの多数のレストランの壁に貼り付けていったそうです。

映画の主人公を想起させる場所にピンポイントで広告を出稿するという発想がナイスです。
クリエイティブが同じでも、出稿場所でターゲットへの腹落ち感は全く異なるということを示す広告でした。

参考サイト

・I believe in advertising
http://www.ibelieveinadv.com/2012/03/ratatouille-sticker/

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