自分の車に名前をつけてみたら…それはもう、ただの“クルマ”じゃない!

トヨタ、アメリカで、ブランド史上最高の集客率を集めたユニークな企画をご紹介します。“More than cars”というタイトルのこの企画、直訳すると“クルマ以上”。単なる交通手段の道具としてではなくオーナーの愛が込められたものにするために、『たった一つしかない、そのクルマだけの“名前”をつけたらどうだろう?』と考えられたキャンペーンです。

ネットで“車の名前”を募集

まずはトヨタユーザーに、ネットを通して愛車の名前を募集します。

その名前を元に、ネームロゴを制作。美しくピカピカに輝くロゴが、ユーザーに郵送されます。

車の後部にピシッと貼って完成です。これはカッコイイ!そしてトヨタはユーザーに、『その名づけの由来を教えてください。』と、1つだけお願いしました。

“Motuca”と名づけられた、その由来とは?

“Motuca”と名づけられた車の由来。それは…

これは私の姪の車なんです。彼女は亡くなってしまったのですが、彼女のニックネームをつけて彼女の車を大切にしようと思い、そう名づけました。

人それぞれ、愛車に大切な思いを込めて名づけているようです。“Motuca”と名づけ、それに乗ることで亡くなった彼女と一緒にいるような気持ちになるのではないでしょうか。

プエルトリコ出身の歌手、リッキー・マーティンもこの企画に参加。愛車を何と名づけたのでしょう?キャンペーン開始から最初の6ヶ月で、10万個のネームプレートが注文されたようです。

10年連続でアメリカ、ヒスパニック系ユーザーの最も好きなブランド第一位に選ばれたことを記念に開催されたこのイベント。車を愛するトヨタ以上に、“もっと車を好きな人がいる”ことが分かり、トヨタもそんな反応に喜びを隠せない様子。今後ラテンアメリカ、ヨーロッパ、アジアへもイベントを広げていく予定だそうです。

どんな名前にするか考えるのも、路上でユニークな名前を見つけるのも楽しそうですね!

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