バイト探しに潜む罠を見抜け! クイズで学ぶ産官学民の「渋谷闇バイトゼロプロジェクト」
求人情報サービスを展開するディップ株式会社は、一般社団法人渋谷未来デザインと共催し、SNSなどで勧誘が行われる犯罪実行役の募集、通称「闇バイト」への関与を防ぐ「渋谷闇バイトゼロプロジェクト」を始動しました。
本プロジェクトは、渋谷区の後援や警視庁の協力を得て、若年層の防犯リテラシー向上を目指す官民一体の取り組みです。
URL:https://www.baitoru.com/pdt/yamibaitozero/shibuya/
背景には、若者を狙う巧妙な勧誘手口があります。同社の調査によると、都内の高校生の4人に1人が闇バイトの疑いがある情報に接触しており、言葉の認知度は9割にのぼる一方で、7割が実際の求人を見分けられないと回答しています。
特に初めてアルバイトを探す春先はリスクが高まるため、怪しい求人を見抜く力を養うことが急務となっていました。
本プロジェクトの大きな特徴は、知的エンタメ集団「QuizKnock」をスペシャルパートナーとして起用した点です。実際の募集文面に使われる「高収入」「ホワイト案件」といった甘い言葉の危険性を、三択クイズ形式で解説する動画を制作しました。
一方的な注意喚起ではなく、クイズを通して巧妙な手口を疑似体験させることで、情報の真偽を自分で判断できる力を育みます。
また、情報発信の起点として東京・渋谷という場所の特性を活用している点も特徴的です。活動範囲をまずは対象者が多く集まり、かつ調査で闇バイトとの接触リスクがもっとも顕著だった渋谷エリアに限定。東急株式会社や三井不動産株式会社といった街の基盤を支える企業と連携し、街全体をひとつの啓発メディアとしてネットワーク化しています。
さらに、警視庁から提供される最新の犯罪データに基づき、コンテンツを随時アップデートする仕組みも整えられました。
啓発活動はデジタル空間にとどまらず、リアルな教育現場へも浸透しています。東京都立第一商業高等学校などの渋谷区内の教育機関と連携し、動画を活用した特別授業を実施。
この活動をモデルケースとし、今後は全国の高校へ向けて持続可能な防犯ネットワークを広げていく予定です。
求人プラットフォームを運営する企業自らが、自社の事業領域に関連する負の側面に正面から向き合い、官民学の枠組みを主導する本プロジェクト。
新生活を迎える若者が安心・安全に仕事を選べる環境を整えることは、健全な労働市場の維持にもつながります。特定の地域から始まり、確かなデータと強力なパートナーシップによって社会課題の解決を目指すCSRの事例です。
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