ニューバランスのランステ誕生? 代々木公園にコンセプトストアをオープン

皇居やお台場、赤坂御所など都内に数多くある「ランニングスポット」。なかでも代々木公園はアクセスもよく、ランニングコースが整備されているため全国からランナーが集まる場所です。そんな代々木公園にスポーツブランドのニューバランスが、ランニングをコンセプトにした新店舗を3月15日(土)にオープンします。

この「ランナーのための、ランナーによるランニングコンセプトストア」には、ニューバランスの社内資格を取得した専門知識を持つ「ランニングスペシャリスト」が在籍。ランナー1人ひとりの目的やレベル、足に合わせたシューズの提案はもちろんのこと、シューズの正しい履き方や走り方をめぐるアドバイスが受けられるそうです。また、ストアイベントなどでスペシャリストがコーチとして参加する予定です。

吉祥寺店の象徴だという店内のコミュニティサークル

ニューバランス社は、店舗体験を新しくデザインし、中心に“商品”ではなく“人”を据えるというコンセプトで、2023年12月に吉祥寺店をオープンしました。

新しいコンセプトストアは、いわゆるランニングステーションに求められるシャワーや荷物の保管などのサービス有無は公表されていませんが、吉祥寺店と同様にコミュニティーを中心にしたストア設計が行われています。

ランナー向けに考案されたというカフェ提供メニュー

具体的には、ランニングコミュニティーとのつながりを強化するハブスポットとしてカフェ「Run Hub Café powered by mode」を常設。さらに、パートナーにランニングコミュニティー「ikism(イキズム)」を迎えることで、ランナーの学びや出会いといった新たなインプットを得られるコミュニティーベースを目指します。

ランニングクルーikism

ikismは走ることを楽しみながら、オリジナルのランニングギア、zine制作などクリエイティブな発信をするクルー。2024年5月には、同社のイベント「Grey Days」の一環として、井の頭公園と吉祥寺の街を走る「GREY RUNNING SESSION 吉祥寺」をプロデュースしています。

自社の理念を広げるコンセプトストアと吉祥寺店を展開し、競合他社とは異なるPR/ブランディングを行うニューバランス社。すでに近隣にランニングステーションが複数あることを踏まえ、地域やランナー同士のつながり、サードプレイスとなり得るコミュニティー形成に注力する試みが行われています。

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