荻野目洋子さんの声が時報に!ただの親善大使では終わらせない千葉県佐倉市の地域施策

2023年3月4日(土)に千葉県佐倉市新町に開館した「佐倉図書館等新町活性化複合施設(愛称:夢咲くら館)」。「さ」わやかな図書館、「く」つろげる図書館、「ら」ンドマークとなる図書館、を基本コンセプトに、地下1階が佐倉図書館と子育て交流センター、1階が佐倉の魅力発信スポットやカフェ、2階が佐倉を学ぶフロアの複合施設となっています。

図書館の本館機能として約11万冊の本・雑誌を所蔵しているほか、併設する子育て交流センターでは、子育てに関する相談コーナーや親子で楽しめるスペース、託児室などが設置されています。そのオープンイベントの一環として開催された『未来(あす)へつなぐ SAKURAスイーツ寄付式』に出席した佐倉親善大使の荻野目洋子さんが、現地で収録した時報アナウンスを1日3回、館内放送されることになりました。

午前9時は「開館のお知らせ」、午後4時は「小学生やお子様に向けたメッセージ」、午後8時は「閉館のお知らせ」となっており、とくに閉館時のアナウンスは、荻野目さんのあの名曲が頭に浮かぶようなメッセージとなっているという、大変気になるもの。

また、12時と午後6時には「佐倉市内の教安寺の鐘の音」が、他の時間は、佐倉市内で録音された野鳥の鳴き声が時報として流れます。

小中学校時代を佐倉市で過ごされた荻野目洋子さんを親善大使に起用するところまでは、他の自治体などでも取り組まれるよくあるプロモーション施策ですが、継続できる活動や取り組みを広く市民に認知できるようにするのはなかなか難しいところがあります。その点、今回の佐倉市が「声」の「時報アナウンス」にしたのはとてもユニーク。繰り返し流れることで市民への認知も高まります。地域施策のお手本となりそうな取り組みとなりました。

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