海外市場拡大中の日本酒に新風あらわる!味の変化が楽しい「冷凍日本酒」は世界に羽ばたけるか

2022年度日本酒輸出実績によると、2022年度(1月~12月)の日本酒輸出総額は 474.92億円に達し、13年連続で前年を上回る金額になり、また数量も35,895キロリットルと過去最高となりました。高価格帯のプレミアムな日本酒が海外輸出のトレンドとなっており、この傾向はしばらく続きそうな勢いです。

そんな中、創業300周年を迎える岩瀬酒造より新ブランド「i240」の冷凍日本酒が先行販売されました。2年前から限定流通販売している「赤ラベル」シリーズの無濾過生原酒を、300周年を迎えるにあたり、「i240」シリーズにリニューアル。今回新しく生まれた「i240」をそのまま瞬間冷凍させ、新酒の美味しさをそのまま閉じ込めたのが、「i240」の冷凍日本酒です。

普段の岩の井のお酒は、硬度240の硬水から生み出される力強い味わいが特徴ですが、冷凍することによって、氷が溶けきってもまろやかな味わいになり、解凍直後と常温の時の違いを楽しめる日本酒となっています。シリーズ名の「i」は岩の井(iwanoi)の頭文字、「240」は岩瀬酒造が使用する水の硬度を表しています。

現状は国内流通のみのようですが、日本酒の冷蔵輸送の管理が普及し、品質が保持された状態で流通可能になったことも一因となって輸出拡大している世界市場、そこをも狙えるプレミアム感のプラスオンとなりました。

・※1出典元:2022年度日本酒輸出実績 金額・数量ともに過去最高を記録!輸出額は475億円(昨対比:118.2%)で13年連続前年を上回る!

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