自宅の査定額を見ると意見が180度変わってしまう? 不動産情報サービスの動画広告

さまざまな不動産情報や物件の売却額の査定を行えるイギリスの不動産情報サービスZooplaは、自社のサービス特徴を人間の心理とともに紹介する動画広告を公開しました。

いずれの動画も、インタビューされている家族の様子を映すところからはじまります。「この家は僕たちのすべてで、帰ってくるところです」や「ご近所さんとの関係性も良好で、本当に大好きな家です」「静かで平和で、最高の環境よ」等口々に自らの住まいを褒めちぎる人々。背景に映っている家も綺麗に整えられており、文字通り丁寧な暮らしを送っていることが伺えます。

しかし、途中で隣にいたパートナーが突然スマートフォンの画面を見せると、急に黙ってしまい、今度はいままで言っていたこととは真逆の「さっきご近所さんのことを褒めちゃったけど、本当はちょっとイヤなやつらなのよ」や「正直少し飽きてきたのよね」など、まるで自分の家が好きじゃないかのような発言をはじめます。

実は、スマートフォンの画面で見せられていたのは自宅の売却査定額。自分たちが購入した時の値段よりも387,500ポンド(2021年4月時点で約580万円)も増額していることが分かり、急に真逆のことを語りはじめたのです。

いきなり手を返したのは、あまりにもいいことを言いすぎたあまり、売る理由がなくなってしまうから。そのため、売るための口実として、突然ネガティブなことを言い始めたというわけです。

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