どんなに苦しくても、きっと戻れる日がくる。Nikeがコロナ禍の世界に向けて発信した希望のメッセージ

Never Too Far Down

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オリンピックをはじめバスケットボール・テニス・サッカーなど多くのスポーツイベントが延期や中止を余儀なくされています。

このような情勢のなか、不自由な自粛生活に加えて楽しみにしていたスポーツ観戦までも叶わなくなってしまったファンたちに向けて、ナイキが放送したテレビCMが話題を呼んでいます。

CMにはセリーナ・ウィリアムズやタイガー・ウッズ、クリスティアーノ・ロナウドら世界の一流選手が登場しますが、試合中に怪我をしてしまったりスランプに陥ったりと、逆境の中で悩み葛藤するシーンが続きます。

しかしどんなに心が折れそうになっても前を向き、闘い続けるアスリートたち。

映像の後半には以下のナレーションが流れます。

我々はいま、試合の勝ち負けよりもずっと重要なことのために闘っている

どんなに苦しい時でも、いつかきっと戻れる日がくるだろう

たとえ辛い状況にあっても、自らを鼓舞し立ち上がる姿は、コロナ禍にある私たちを励まし、ともにパンデミックを乗り越えようと呼びかけているようです。

このCMは、5月24日にフロリダ州で行われたタイガー・ウッズのチャリティーマッチの放送中にオンエアされ、またYouTubeでも公開後わずか3日で7,600万回以上再生されるなど大きな注目を集めることに成功しました。

ちなみに今回のチャリティーマッチでは、総額総額2000万ドル(約21.5億円)が新型コロナウイルスの救済基金に寄付されるとのこと。1日でも早く事態が収束し、心からスポーツを楽しめる日がくるといいですね。

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