旅の写真を“残る思い出”に PKBが箱根で仕掛けるカード体験

株式会社PKBソリューションは、旅の思い出をその場でカードにして持ち帰れる「思い出のカード化プロジェクト」の実証実験を、神奈川県箱根町で進めています。期間は2026年7月8日(水)から2026年9月30日(水)まで、地域イベント「箱根涼行2026」の中で展開しています。

スマートフォンには旅先で撮った写真が次々とたまっていきますが、ほかの画像に埋もれ、見返す機会は次第に減っていきます。PKBソリューションが着目したのは、「手元にあるのに思い出せない」という身近な感覚です。

プロジェクトでは、来訪者が体験した思い出を、その場で1枚のカードとして発行できます。本実証実験で連携するのは、セイコーエプソン株式会社です。カードのデザインは施設ごとに変えてあり、複数の場所を巡るほど違う1枚が手に入ります。

施設ごとに異なるカードのデザイン例

紙のカードは、データよりかさばり、枚数も限られます。そうした不便さも、この施策の特徴のひとつといえるでしょう。手で触れられる形にすることで、思い出は画面をスクロールしなければ会えないものから、アルバムなどでふと目に入るものへ変わります。

デザインを施設ごとに分けたのも、「あの場所のカードも欲しい」という気持ちを次の来訪につなげるためです。

「思い出のカード化プロジェクト」のロゴ

スマートフォンの中に埋もれがちな旅の記録を、あえて物理的なカードに置き換えることで、思い出を日常の中で再び目に触れる存在へと変える。単なる記念品ではなく、体験後も地域との接点を残し、再訪の動機をつくる仕組みとして設計されている点が印象的です。

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