コカコーラとGoogleが動画作成。世界で検索されやすい用語の傾向とは?

Case:A year to share

コカコーラとGoogleが協力して作成した動画をご紹介。

我々は、Googleを使って日々あらゆるものを検索していますが、世界中で検索される用語には一定の傾向が見られると言われています。同じ話題に対して、対立する回答を検索する傾向があるのです。

たとえば、「バレンタインにキスする10の方法」という検索に対し、「バレンタインを1人で過ごす10の方法」と検索されていたり、

「可愛い犬」に対して「可愛い猫」が検索されていたり、

「SNSで注目を集める方法」に対して「SNSデトックスをする方法」が検索されるという具合です。

しかし、12月のクリスマスシーズが近づくにつれてこの傾向は減ると言われています。クリスマスに向けて、家族や一体感に関する検索が急増しているのです。たとえば、「かっこいいラッピングアイデア」や「七面鳥のおすすめレシピ」「サプライズの方法」などです。

コカ・コーラは、2019年の8月からクリスマスキャンペーンに取り組み始め、10月にはGoogleへ動画制作を提案。英語とスペイン語の両方で撮影し、1年を通じた検索傾向の変化を動画で紹介しました。

結果的に、この動画はSNS全体で5900万回以上視聴され、YouTubeだけでも視聴回数は4300万回以上、完了率は78%を記録しました。28%がスペイン語、72%が英語で視聴されていると言います。

また、Googleは世界中の検索用語を分析するツールを作成。月、場所、トピックごとに検索用語を分析できる特設サイトも作りました。

日々、SNSを通じて物議を醸す議論が飛び交っているなか、世界中の一体感を感じられる心温まる動画でした。

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