国連も賛辞!マヨネーズブランドによる食糧廃棄問題を啓発する「食材の無いレストラン」

Case: The Restaurant With No Food

冷蔵庫は食材でいっぱいにも関わらず、「食べる(食べたい)ものがない…」と感じたことはありませんか。実のところ、このような思考が結果的に多くの食品廃棄につながってしまっているといいます。

この点に着目して大手マヨネーズブランドのHellmann’sがブラジルで実施した、“食料廃棄問題に警鐘を鳴らす”ための取組みをご紹介。

Hellmann’sは、“食材を一切置かない”レストランをオープン。 お客さんには専用のバッグを渡し、それぞれの家庭の冷蔵庫に残った食材をこのレストランへ持ち寄ってもらったのです。

有名シェフたちの手によって、捨てられるはずだった食材は5つ星の料理に早変わり。それぞれの料理にHellmann’sのマヨネーズを使用することで、様々な料理にHellmann’sのマヨネーズがぴったり合うことをアピールしたのでした。

また、帰り際に伝票を渡す代わりに料理のレシピを配布。同時に、すべてのレシピ動画も配信されました。

本取り組みはフード系のインフルエンサーの参加もあり、瞬く間にSNSで話題に。世界各地からも注目を浴び、テレビを含め数多くのメディアで報道されるとともに、教育の現場でも本施策が紹介されたといいます。さらに、国連からも「食料廃棄に対して注意喚起するのに良いアイデア」だと評価を受けたといいます。

今回の“食材を一切置かない”レストランでは、2,700点を超える食材を実際に節約。“冷蔵庫に残っている食べ物のポテンシャル”を一風変わった角度から体験してもらうことを通じて、食糧廃棄問題を自分事として捉えさせたPR施策でした。

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