W杯試合当日、外国人スタッフに仕事を任せたペルー飲料メーカーに賞賛の嵐

Case: Substitute Workers

昨年ロシアで開催されたFIFAワールドカップ。南米からはブラジルやアルゼンチンなどの強豪国に交じり、ペルーが9大会ぶり5回目の出場を果たしたことが話題になりました。

実に36年ぶりとあって、ペルー国民は大盛り上がり。試合当日にはほとんどの会社やお店がお休みになり、経済活動そっちのけでゲーム観戦を楽しみます。

しかしそんな中でも、どうしても休業できなかったのが同国の飲料メーカー・Laive。主力製品である乳飲料は、数時間でも生産ラインを止めてしまうと衛生面の確保などに手間と時間がかかるため、工場をストップさせることができないのです。

『これでは従業員が可哀想』と同社が考案したのが、国内に住む外国人を臨時で雇い入れ、ペルー代表の試合の日にペルー人スタッフと仕事を代わってもらおうというアイディア。彼らのおかげで、6月21日に行われた対フランス戦の日には、皆自宅やバーなどで思いっきり試合観戦ができたようです。

この取り組みによってLaiveのHPの訪問者数は大幅に増加し、また250万回ものインプレッションを獲得するほど注目を集めたとのこと。何よりサッカーを優先するという国民性に目をつけ、会社の好感度をアップさせたアイディア施策でした。

Substitute Workers – Laive – Case in English from Luis Felipe Rios on Vimeo.

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