クロアチア保険会社、戦時中のシェルターで“国民に寄り添う”姿勢を示す展覧会を開催

Case: The Tunnel Croatia

クロアチアの保険会社・Croatia Osiguranjeは1884年から続く、戦争などの苦難の時期も乗り越えて来た歴史のある保険会社です。その点を消費者に改めて知ってもらうために、ユニークなコンセプトの展覧会を開催しました。

Croatia Insurance – The Tunnel from WOLFGANG&DOLLY on Vimeo.

展覧会の舞台は、第二次世界大戦時の避難用シェルター

シェルターの各所にディスプレイ・モニターを掲示し、そこでクロアチアの歴史にまつわる出来事、同国で生きた家族の物語、そして保険の役割について紹介していきます。

家族の物語はSNSでも募集され、展示されているモニターにコンテンツが反映されていきました。

またインタラクティブな体験ができるゾーン、第二次世界大戦をイメージした「暗い雨」のゾーン、来場者が、翌年への希望をリアルタイムで投稿できる「未来のウォール」ゾーンなどが設置されました。

この展覧会は、同社が“これまでクロアチア国民に寄り添ってきたこと、そしてこれからも寄り添っていく”姿勢を示すための一大イベントの役割を担いました。

本プロジェクトはSNSでは5,370のストーリー(家族の物語)が集まり、メディアインプレッションは4,958,797、2017年にクロアチアで最も来場された展覧会となりました。このイベントの効果もあってか、昨年第4Qでのクロアチアにおけるトップ保険会社となるなど大きな成果を残したといいます。

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