風通しの良い社風を表現!? “オープン”であることにこだわったアニュアルレポート

Case: Open Book

「オープンな社風」「透明性」など、“風通しの良さ”を企業のウリにすることは近年増えていますが、クロアチアで食品業など多角的に事業を展開しているAdrisは、“オープン”であることにとことんこだわったユニークな年次報告書(アニュアルレポート)を製作しました。

Open Book from Bruketa&Zinic&Grey on Vimeo.

アニュアルレポートの表紙にある帯封に切り口があります。その封を切り口に沿って開けると…

レポートの背面に装着したバネの作用によって、勢いよくパカッと中身のページが開き、“オープン”になる仕掛けが施されています。

中身のレポートは、英語とクロアチア語で書かれており、“オープン”な姿勢を表しています。特徴は、両開きになったページの左側のページが英語で、右側のページがクロアチア語で書かれており、“レポートを天地逆さにすること”でいずれの言語を理解する人でも、スムーズに読み進めていくことができる仕様になっています。

読み進めていくとずっと開いて(“オープン”)飽きさせず読めるように、イラストと文章を対にしたページで構成されています。

定型的になりがちなフォーマットに遊び心を加え、企業姿勢をアピールする仕掛けとデザインを施したアニュアルレポートでした。

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