米バーガーキング、“競合チェーンで販売中止になったメニューを食べたい人”に向けたリーチを画策

Case: SPICY NUGGETS ARE BACK

米バーガーキングが、“競合チェーンで発売中止になったメニューを食べたい人”に向けてのユニークな宣伝を行いました。

こちらは一般ユーザーによる、その目撃ツイート。

 

直近、スパイシーナゲットを販売中止にしたウェンディーズのすぐ近くで、「SPICY NUGGETS ARE BACK」という屋外広告を出したのです。

このスパイシーナゲット、署名サイトChange.orgで復活を願う署名活動が立ち上がったりもしているのですが、バーガーキングはそのニーズにつけ込もうという作戦のよう。バーガーキングサイト内のメニューにも登場しています。

ネット上ではさらに、ウェンディーズでスパイシーナゲットが食べられなくなることを嘆く一般ユーザーの過去のツイートを活用して、バーガーキングがプロモートする形(プロモツイート)で需要の掘り起こしを行いました。



 

つい写真を撮りたくなる屋外広告と、プロモツイート。両方の施策でSNSにおける“スパイシーナゲットファン”へのリーチを狙ったこの施策。ちなみに、バーガーキングの対 ウェンディーズ施策は今回が初めてではなく、2016年1月にはウェンディーズの「4 for $4」(4ドルで4品)キャンペーンに対抗した、「5 for $4」(4ドルで5品)キャンペーンも実施しています。

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