アイルランドのロックバンド、Facebook Liveの“タイムラグ”を活かした巧みなMVを公開

Case: Bear Claws (Live Looper Version)

アイルランドのロックバンド「The Academic」がFacebook Liveの“タイムラグ”を活かした、ユニークなMV(ミュージックビデオ)を公開しました。

Facebook Liveを配信開始後、まずはボーカルのみスクリーンの前に姿を現します。

ボーカルが去って続いて登場するパーカッションのリズムが、背景のスクリーンで“Liveとして配信されているボーカルの歌唱”と同期します。(ライブ配信のタイムラグによりこのような表現が可能です)

そしてパーカッションが去った今度は、背景のスクリーンにLiveで配信されているパーカッションのリズムに、シンセサイザーをかぶせていきます。そしてそのリズムとシンセサイザーには、最初に歌ったボーカルがシンクロされています。

つまりFacebook Liveを配信している画面を背景に投影した様子をさらに撮影することで無限のループを作成。映像だけではなく音も徐々に重なっていく様子を、Facebook Liveの実際に配信される際の“タイムラグ”を活用して表現しているのです。

さらにはそこにギターが加わり、ドラムが加わり…どんどんと楽曲らしくなっていきます。

このMVは10月3日に公開され、現時点で約120万再生を記録しています。日本でも様々なユニークなMVが公開され話題になることの多い近年。「SNSをどう活用して認知を獲得し、関心を醸成するか」は一つの大きなテーマになっていますね。

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