「チームラボ 福山城 光の祭」明日12月2日から開催。築城400年を迎えた広島・福山城を光のアート空間に。 プレスリリース

チームラボ《自立しつつも呼応する生命》©チームラボチームラボ《自立しつつも呼応する生命》©チームラボ

福山城は、2022年8月、天守には全国唯一といわれる北側鉄板張りが復元されました。展覧会では、この天守が夜の闇に浮かび上がります。天守の周りを歩くと、自分の歩く速度やペースによって、音楽体験が変化していきます。

チームラボ《天守曲輪》©チームラボチームラボ《天守曲輪》©チームラボ

現在もほぼ当時のまま存在している福山城の石垣には、誕生と死滅を繰り返し続ける花々によって形作られた動物たちが描かれます。人々が花々に触れると、花々は散っていき、触れ続けて動物の花々が散りすぎると、その動物は死んで消えてしまいます。

本丸・二之丸・三之丸の三段の石垣で構成された福山城は、江戸時代の軍学では「一二三(ひふみ)段」と呼ばれ、最も望ましい城の形態とされていたといいます。

チームラボ《石垣に住まう花と共に生きる動物達》©チームラボ チームラボ《石垣に住まう花と共に生きる動物達》©チームラボ

旧天守に使われていた礎石には、光のovoid(卵形体)が立ち続けます。それぞれ自律しているovoidは、人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、立ち上がりながら光の色を変え、色特有の音色を響かせます。そして、その周辺のovoidも次々に呼応し、同じ色に変化し音色を響かせながら、連続していきます。

チームラボ《忘却の礎石にたちつづけるものたち》©チームラボ チームラボ《忘却の礎石にたちつづけるものたち》©チームラボ

来場者が紙に描いた武将たちが目の前の巨大な草原で動き出す《お絵かき武将》では、福山にゆかりのある歴史上の武将たちを描くことができ、福山藩の初代藩主で福山城を築いた水野勝成を始め、勝成が15年間の放浪中に仕えた織田信長、豊臣秀吉、黒田長政、勝成と従兄弟にあたる徳川家康、福山藩の藩校の誠之館を設立した阿部正弘など、福山城に関する理解が深まる有名武将たちが登場します。武将たちに触ると、その人物の名言が吹き出しで現れます。
さらに、「お絵かきファクトリー」では、自分の描いた武将を缶バッジにして、持ち帰ることもできます。

チームラボ《お絵かき武将》©チームラボ チームラボ《お絵かき武将》©チームラボ

チームラボ「お絵かきファクトリー」©チームラボチームラボ「お絵かきファクトリー」©チームラボ

他にも、福山城の空間をそのまま使った作品群を複数展示します。

福山城は、江戸時代初期(1622年)、天下平定後に築城され、近世城郭においては、最後の大規模な新規築城でした。明治時代に入り、廃城令を免れた天守は昭和初期に国宝に定められましたが、第二次世界大戦の空襲によって焼失、その後1966年に御湯殿・月見櫓とともに再建されました。そして、築城400年を迎えた2022年8月、天守には全国唯一といわれる北側鉄板張りが復元されました。

チームラボは「Digitized City」というアートプロジェクトを行っています。非物質的であるデジタルテクノロジーによって、建造物や場を物理的には変えることなく、場をそのままアート空間に変えるというプロジェクトです。

長い時間をもつ福山城が作品空間となり、その作品空間は、自然の中で吹く風や雨、その場所にいる人々のふるまいの影響を受けながらインタラクティブに変容し、人々を自然とともに作品の一部、そして、長い時間の一部にしていきます。それにより、作品と人々と自然、自分と他者、現在と過去が境界なく連続していきます。

「チームラボ 福山城 光の祭」では、福山城の空間が、人々の存在、そして自然のふるまいによって変化し、現在と過去が交差するアート空間に変わります。

チームラボ《Walk, Walk, Walk - 福山城》©チームラボ チームラボ《Walk, Walk, Walk – 福山城》©チームラボ

福山城400年博-FUKUYAMA CASTLE EXPO 2022-RCC開局70年
「チームラボ 福山城 光の祭」
http://fukuyamacastle.teamlab.art
#チームラボ福山城光の祭 #DigitizedFukuyamaCastle
2022年12月2日 – 2023年1月29日
福山城(広島県福山市丸之内一丁目8番)

開催時間: 17:30-21:30(最終入場 21:00)
チケット料金:
大人(高校生以上)1,500円
子ども(小学生、中学生)600円
未就学児無料
※障がい者手帳をお持ちの方はご本人様のみ無料(チケットの購入不要)。付き添いの方のチケットは必要となります。

主催: 中国放送
共催: 福山城築城400年記念事業実行委員会
特別協賛: 福山通運株式会社、公益財団法人渋谷育英会
後援: 広島県、一般社団法人広島県観光連盟(HIT)、中国新聞備後本社

配信元: PR TIMES
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