買う人ではなく通る人まで広げる ギャルネコが東京駅一番街の館内放送を押さえた理由

CHOCOLATE Inc.が手がけるキャラクター「ギャルネコ」は、2026年9月4日(金)から17日(木)まで、東京駅一番街 B1「東京キャラクターストリート いちばんプラザ」で「ギャルネコ POP-UP(ポッピアッピ)あなぼこショッピ」を開催します。会場はその後、大阪・名古屋・京都へと移り、2026年12月21日(月)までに4都市を巡ります。

今回注目したいのは、キャラクターとの接点をポップアップ区画の外まで広げている点です。

会期中は東京駅一番街をオリジナル装飾でジャックし、ツナと友人のギャルによる館内放送を実施。店内では「ギャルネコ」初のオリジナルソング「ギャルになりたいノ☆」をBGMとして流し、店舗を訪れる人だけでなく、施設内を行き交う人にもキャラクターの存在をアピール。

東京駅一番街をギャルネコのオリジナル装飾でジャックした館内の様子

言葉による世界観づくりも特徴です。ドーナツを「あなぼこ」、ポップアップを「ポッピアッピ」と表現し、企画名や「あなぼこミラー」などの商品名に反映しています。説明文だけに頼らず、生活者が目にする名称そのものにキャラクターらしさを持たせました。

購入金額に応じたノベルティには、「ポイントカード風ランダムカード」と「ツナのいわし缶詰」を用意。商品以外の細部にもキャラクターの世界観を組み込み、買い物の体験を一貫させています。

5,000円以上の購入でもらえるノベルティ「ツナのいわし缶詰」

出店場所を売り場の広さや立地だけで選ぶのではなく、館内装飾や放送まで使える環境そのものをメディアとして活用した本施策。ポップアップを目当てに来るファンだけでなく、施設内を偶然通る人にもキャラクターの声や言葉、音楽を届けることで、接触機会を区画の外へ広げています。

IPの認知を商品購入者だけに閉じず、施設全体の体験へ染み出させた点が、ポップアップを単なる販売拠点で終わらせない工夫です。

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