1つ星レビューを商品化 「史上最悪の水族館」をPR資産に変えた博物館
アメリカ・マサチューセッツ州のニューベッドフォード捕鯨博物館が、Googleに投稿された1つ星レビューをそのままグッズにしました。
レビューに書かれていたのは、「Worst aquarium ever(史上最悪の水族館)」。この言葉をプリントしたTシャツやスウェット、トートバッグを販売したところ、商品は大きな話題を集め、一部は在庫切れとなりました。
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そもそも同館は、水族館ではありません。捕鯨の歴史や科学、芸術、文化などを紹介する博物館で、クジラの骨格標本などを展示しています。つまり、この1つ星評価は施設の内容への批判というより、水族館だと思って訪れた人の勘違いから生まれたものでした。
通常であれば「水族館ではありません」と説明や反論をしたくなるところを、博物館はあえてそのレビューを笑いに変えました。公式グッズでも「伝説的な“水族館ではない場所”」と自らネタにし、「建物内に生きたクジラはゼロ」とユーモアたっぷりに紹介しています。
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実はこのレビューは以前からスタッフの間で笑い話として語られており、「Tシャツにしたらどうか」というアイデアも冗談として交わされていたそうです。商品化後は、大きな話題になる前から博物館ストアの売上トップ5に継続的に入る人気商品となっていました。
その後、SNSやニュースで注目が広がり、テレビ報道をきっかけに注文が急増。翌日の午後までに738件のオンライン注文が入り、週の注文数は前週比250%増を記録しました。
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悪い口コミを消すのでも、反論するのでもなく、その言葉を自分たちのものとして受け止めた今回の事例。1つ星レビューさえブランドのPR資産に変えられることを示しています。
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