電話しないと買えないチケット設計 「050-5893-5336展」が生んだ2万件の着信
クリエイター集団の第四境界は、「時空のテレホンカード」で電話機に残された音声を聞く日常侵蝕型イベント「050-5893-5336展」(ひとのでんわ展)を2026年7月17日(金)から8月16日(日)まで開催します。

当初、本イベントのチケット先行販売方法は非公開とされており、「イベント名になっている電話番号へ実際に電話をかける」という方法を特定しなければ購入ページにたどり着けない仕掛けが採用されていました。このリアルなギミックがXで話題となり、わずか2週間で2万件以上の着信を記録する反響につながっています。
みんな おいでよ でんわてん!
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050-5893-5336展
7月17日-31日開催決定
◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤これで「ひとのでんわ展」と読みます
電話の歴史と人の想いを展示しますhttps://t.co/sfvwWlm1BZ pic.twitter.com/gPekngPRj8— 第四境界 (@daiyonkyokai) June 9, 2026
実際の会場では、受付で渡される「時空のテレホンカード」を使用して、電話機に残された音声を聞きながら物語を体験。途中で2つのルートへ物語が分岐し、それぞれ異なる結末が待ち受ける仕掛けとなっています。

通常、チケット購入までの導線はできるだけ短く、わかりやすくすることが重視されます。しかし本施策では、あえて見知らぬ番号へ電話をかけるという少し面倒でアナログな行為を入口に設定。購入前のハードルを下げるのではなく、イベントの不穏さや謎めいた世界観を感じさせる体験の一部へと変えています。
さらに、会場内でも「時空のテレホンカード」を使って電話機に残された音声を聞く体験が用意されており、チケット購入時の電話をかける行為と、会場内での電話を聞く体験が地続きになっています。参加前の行動と本編の体験をつなげることで、イベントへの没入感を段階的に高めている点が特徴です。
結果的に、ユーザーの好奇心を刺激し、SNS上でのクチコミ拡散を生みながら、熱量の高い参加者の集客につなげています。申し込みの手間を単なる障壁にせず、参加前から世界観へ引き込むプロモーションとして機能させた事例といえるでしょう。
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