虎ノ門オフィス街に檜原村の森が出現 キンコーズ×林業会社の体験型展示企画

キンコーズ・ジャパン株式会社は、東京・檜原村を拠点とする林業会社・株式会社東京チェンソーズと連携し、展示企画「都心から見る森」をキンコーズ・虎ノ門店にて2026年5月28日(木)から7月31日(金)まで開催しています。

紙や木材、空気や水など、日々の暮らしは森林資源と密接につながっています。一方で、都市部で働く人にとって、森は日常から距離のある存在です。

今回の展示では、印刷会社であるキンコーズが、自社店舗を“森の入口”へ転換。紙を扱う企業だからこそ伝えられる森林との関係を、空間全体を使って可視化しています。

キンコーズ

店内では、「知る」「触れる・買う」「体験する」の3つの導線を用意。東京チェンソーズによる林業や森林循環の取り組みをパネルや映像で紹介するほか、森から生まれたプロダクトの展示販売も実施。展示品はオンラインサイトでも購入でき、現地体験から購買までを自然につなげています。

また、木材を使った什器や空間演出を通じて、木の香りや質感を体験できるのも特徴です。「5分だけ、森へ。」というコーナーを設け、忙しいビジネスパーソンが気軽に参加しやすい企画に仕上げました。

今回のプロジェクトでは、展示グラフィックや装飾をすべてキンコーズが自社で印刷・施工しています。単に空間を装飾するだけでなく、オンデマンドものづくりを手がける自社サービスそのものを、空間全体で見せるショーケースとして機能させているのがポイントです。

サステナビリティを掲げる企業は増えていますが、理念説明だけでは生活者との距離が縮まりにくい場面も少なくありません。そのなかで本企画は、日常の顧客との接点を活用しながら、事業内容と社会課題を切り離さずに伝えることを実現しています。

普段営業している店舗を使うことで、企業活動の延長線上にある取り組みとして受け取られやすくなるでしょう。

都市部の店舗に森を再現し、都市と森のつながりを体験できる形へと転換した今回の展示。社会課題と自社事業を直結させたCSR活動に加え、店舗空間をメディアとして活用する事例として参考になりそうです。

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