屋形船やドローンショーで東京を彩る Ami Parisが仕掛ける都市型マーケティング
パリ発のラグジュアリーファッションメゾン「Ami Paris(アミ パリス)」が、夏のフェスティバル「STAR ISLAND」とのパートナーシップを、2026年5月23日(土)に発表しました。

同ブランドは、花火やドローン、音楽が融合する大規模イベントを舞台に、ドローンアートなどを通じてブランドの世界観を表現。あわせて、1日限定で展開された「Le Café Ami」に著名人を招き、季節限定メニューの披露を行うことで注目を集めました。

また、期間限定で屋形船がアミ仕様になるプロジェクトも開催。特注のランタンやカトラリーといったディテールの作り込みは、広告のコピーだけでは伝えにくい審美性やもてなしの思想を体感として届け、ラグジュアリーブランドとしての説得力を補強します。

加えて、表参道のポップアップストアでは、日本の夏祭りやランタン文化から着想を得た空間演出や限定メニューを展開。いずれも単なる広告や展示ではなく、来場者が実際に空間の中で過ごし、ブランドを体感できる仕掛けです。

注目したいのは、一夜限りのイベントで終わらせていない点です。大規模イベントで話題を集めるだけでなく、屋形船やポップアップストアへと接点を広げることで、ブランドとの接点を継続的に生み出しています。

また、日本の夏祭りや屋形船といったローカル文化をそのまま取り入れるのではなく、アミらしい空気感に合わせて再解釈。ブランドの個性を保ちながら地域文化と繋げることで、ローカルに受け入れられやすい工夫が感じられます。
また、異なる場所や体験でありながら、「光」をキーワードに共通する世界観を持たせることで、一貫したブランド体験を構築している点もポイントです。

イベント、屋形船、ポップアップストアを連動させながら、ブランド体験を東京の街へと拡張した同施策。単発で終わらない継続的なタッチポイントを生み出し、来店や購買に向けた導線を強化します。
こうした一連の施策は、東京の夜の情緒を媒介にブランド連想を積み上げる都市体験型マーケティングの好例といえます。
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