NYCを騒がせた“交通事故”の正体 ナイキが仕掛けた大胆なスニーカーPR
通勤途中に突然現れた“交通事故”——。しかしよく見ると、黒いBMWを押しつぶしているのは巨大なNikeのロゴが入ったコンクリートブロック。これはニューヨークで展開されたNike Jordan Brandのプロモーションの一場面です。
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BMX選手のNigel Sylvester(ナイジェル・シルベスター)とJordan Brandによるコラボスニーカー「Brick After Brick × Air Jordan 4」。そのローンチにあわせ、野外アート作品「The Weight of Progress」(進歩の重さ)が設置されました。
Sylvesterはこの作品について「目標を達成し成功を持続するための勝利・挑戦・障害を象徴している」と語っており、コラボ全体を貫くコンセプトが体現されています。
注目すべきは、この野外展示がオフラインで終わらない点です。車体にはQRコードが設置されており、読み取るとモバイルゲーム「Brick After Brick」に誘導される設計になっています。
テトリスにインスパイアされたこのゲームでは、3週間にわたって毎週の最高スコアを出したプレイヤーに、5月発売予定のAir Jordan 4が贈られます。
「驚かせて足を止め、QRコードでデジタルへ誘導し、ゲームで熱量を高め、スニーカーを景品として提供する」という流れが、リアルからデジタルへとシームレスにつながっています。
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この企画全体の世界観を統一しているのが、「Brick After Brick」というコンセプトです。1歩ずつ積み上げていくという意味を持つこの言葉は、野外アート作品のビジュアル、ゲームの内容、そしてスニーカーのデザインまで、すべてに一貫して反映されています。
スニーカーのローンチをひとつの“事件”として街に仕掛け、そこから体験全体を設計する。Jordan Brandらしい、大胆なPR事例といえるでしょう。
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