ブラックサンダーが仕掛ける「〇〇のおとも」 釣りに続きエンジニアの市場開拓へ
「ブラックサンダー」で知られる有楽製菓は、東京・秋葉原で2026年6月に開催するエンジニア向けハッカソン「ブラッカソン」のエントリーを4月21日(火)より開始しました。
参加費無料・ブラックサンダー食べ放題という環境で、当日発表されるテーマをもとにチームで開発に挑む2日間のイベント。優勝チームにはブラックサンダー1年分と、賞金39万3939円が贈られます。

ここで注目したいのは、「ブラックサンダー」に対して“パソコン作業のおとも”という新しい食シーンを提案し、体験してもらう場として開催している点です。
日常的にパソコン作業を行うエンジニアの開発行動に着目し、「考える→試す→直す」の繰り返し作業の“区切り”で食べやすい、「エンジニアの作業中の行動食」としてブラックサンダーを提案しています。
対象者にあわせて考えられた「ブラックサンダー駆動開発(BTDD)」というコンセプトもユニークです。「1コミットしたらブラックサンダー」「バグが出たらブラックサンダー」「ビルドやバイブコーディングの待ち時間に、ブラックサンダー」と、開発の区切りに“食べる理由”を組み込んでいます。気づけば手に取り、気づけば思考が切り替わる——そんな流れが自然と生まれる設計です。

このアプローチは、片手でサッと食べられる“釣りのおとも”として提案するために釣具メーカーとのコラボで展開した「ブラックサンダールアー」にも通じます。今年1月の「釣りフェス2026 in YOKOHAMA」で先行販売を行い、用意していた商品が最短10分で完売するなど大きな反響に。4月の一般販売に向けた足がかりとなりました。

重要なのは、「誰が・どんな場面で・なぜ食べるのか」を想像し、“食べたくなる瞬間”をつくれているかどうか。
「ブラッカソン」は、エンジニアに食べてもらいたいという訴求側の視点での企画ではなく、エンジニアが集まる環境と、食べたくなる仕掛けを提供しています。
今回の事例は、食品に限らず、日用品・小売・サービス業でも応用できる発想です。自社の商品・サービスは、誰の、どんな行動のそばにあるかを棚卸しすることが、接点づくりの出発点になるのではないでしょうか。
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