音楽の喜びは失敗にもある?ヤマハ新広告、「ミスあるある」を詰め込んだ楽譜で演奏募集も

ヤマハ株式会社は、人々が音楽と向き合う日常の尊さをテーマに、『音楽って、めんどくさい。だから、好き。-WE LOVE MUSIC, IN EVERY KEY.』をメッセージとした新たなグローバルブランド広告の展開を2025年1月20日(月)より開始しています。

今回の広告のテーマは、晴れやかな音楽の舞台裏にある、上手くいかない練習や、失敗、ハプニングがある「日常」。世界各国の音楽プレイヤーが出演し、多くの時間向き合う「日常」にこそ、音楽の喜びが存在することをユーモラスに描いています。「良い時も、上手くいかない時も、どんな音楽でもまるごと愛してる。」というヤマハからのメッセージが込められています。

企画のひとつとして、ショパンの名曲「ノクターン第2番 変ホ長調 Op.9-2」の実際のピアノ演奏データを解析して着想した新たな楽曲「Knock-Turn(ノック・ターン)Op.9-2」の楽譜を特設サイトや東京・ロンドン市内の交通広告、ヤマハ店舗で掲出し、演奏を募集するキャンペーンを、全世界で1月20日(月)より開始しました。楽譜は、世界各国の42人による同曲のピアノ演奏データから、ミスをしやすいフレーズを解析し、作曲/編曲家の松﨑国生さんが編曲を手がけました。

「Knock-Turn Op.9-2」には、ピアニストなら共感できるミスシーンの“あるある”が詰め込まれているそうです。演奏動画に#LoveYourMistakeをつけた「弾いてみた」投稿をSNSで募集するほか、東京・ロンドン、プネーでは演奏イベントも開催。イベントでの演奏は、ヤマハの広告に使用される予定とのこと。

音楽に向き合う人なら誰しも経験する「日常」にフォーカスしたヤマハのグローバルブランド広告。単に広告を掲出するだけでなく、“ミスあるある”を盛り込んだ楽譜を公開し、世間を巻き込んで演奏動画を募集する取り組みがユニークです。ピアノ経験者なら誰しもKnock-Turnを弾いてみたくなるのではないのでしょうか。

音楽の晴れ舞台の裏側には、ミスや日頃の地道な練習があることをあらためて教えてくれます。そのミスも含めて、音楽がそばにある日常を愛おしいと思わせてくれる、素敵な取り組みでした。

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