ストリートビューならぬ、“シープビュー”!羊に取り付けた360°カメラがフェロー諸島の魅力を紹介

Case: Sheep View 360°

デンマークの自治領域であるフェロー諸島。大小18の島から構成されるこの地域は、雄大な自然、そして美しい町並みが魅力の旅行地です。

世界中からの旅人を魅了するこのフェロー諸島、実はGoogleストリートビューにまだ掲載されていない場所なんだそう。海の中や南極点、そしてキリマンジャロ山頂など、驚きの場所を網羅しているものの、いまだ対応が追い付いていない地域もまだまだ多くあるといいます。

そこで立ち上がったのが、この島の観光局・Visit Faroe Islands。なかなか来てくれないGoogleにしびれを切らした同団体は、なんと独自のストリートビューを作成するプロジェクト『Sheep View 360°』を始動することにしました。

Googleでは車の上部に取り付けた専用の機材で撮影をしますが、Visit Faroe Islandsが目を付けたのは、島に約9万頭もいるとされる“羊”。数匹の羊の背中に360°カメラを取り付けて絶景を記録し、注目を集めることでGoogleストリートビューを誘致しようという狙いです。

映像をみていただければ分かるのですが、青く澄んだ空や荒涼とした大地など、景色の素晴らしさもさることながら、カメラの下の方に写る羊がゆさゆさと歩いている様子が何だか可愛らしく、癒され度満点の仕上がりに。

YouTubeに公開された動画には「ストリートビューよりもこっちの方が断然いいよ!素晴らしい!」「この島を訪れて見たくなった」など、多くのコメントが寄せられ高い評価を得ています。

以下の動画では、このプロジェクトを立ち上げるに至った経緯をフェロー諸島の美しい景色とともに紹介していますので、合わせてご覧ください。

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