こんなビール瓶あり?青島ビールが提唱する目から鱗のデザインアイディア

Case: Bottoms-up Bottles

中国の有名ビールブランド・青島ビールが実施したユニークなデザインアイディアをご紹介。

あるマーケティングデータによると、中国人は乾杯をしてから“お酒を一気に飲み干す(=干杯)”のを好むのだといいます。ですが、伝統的なビール瓶の形状は、首の部分が細すぎたり、飲み口の部分が小さすぎて、ゆっくりと飲まざるをえず、到底一気に飲み干すことができません。

そんなインサイトに着目して、代理店のDDBグループが考案したのが、ビール瓶を“逆さま”にしてしまうというアイディア。底の部分が蓋(飲み口)になるということです。

このようにすることにより、飲むスピードが速くなり、さらに一度蓋をあけたら(底が細すぎて)テーブルに置くことも困難なので、必然的に一気に飲み干すことになるというコンセプトでした。

現在のところこの新しいビール瓶は、青島ビール専用バーでのみ提供しているとのことですが、今年のカンヌライオンズにおいて会場付近のバーでも提供する予定とのことです。

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