“鉛筆の削りカス”の斬新な活用法

テーマ:Pencil Shaving Portraits

世界的に評価の高いアート系ライフスタイル誌「WALLPAPER*」による斬新なクリエイティブをご紹介します。

「WALLPAPER*」主催で、世界各国の建築家やデザイナー、作家などが作品を提供するデザイン展『HANDMADEプロジェクト』をPRするために、イギリス人アーティスト Kyle Bean氏によって制作された作品、その名も「Pencil shaving portraits」

通常は捨てるしかない「鉛筆の削りカス」だけを用いて四枚の肖像画を制作しました。

このクリエイティブを通じて恐らく、「鉛筆は“芯”を用いて線を書くもの」で「削りカスは捨てるもの」という既存の概念(先入観)を、完璧に取っ払うような、斬新な発想を持った作品が『HANDMADEプロジェクト』には数々展示されますよ、というメッセージを表現しているのだと思います。

「鉛筆の削りカス」ならではの独特の質感が、肖像画の新たな可能性を感じさせてくれて素晴らしいと思いました。

(参考:Wallpaper* について)
Wallpaper* は、コンテンポラリーデザイン、建築、芸術、ファッションなどをテーマとした雑誌で、これらの分野では世界で権威ある雑誌として知られており、世界83カ国で非常に熱心な読者を獲得しています。

参考サイト

・fubiz
http://www.fubiz.net/2011/07/25/pencil-shaving-portraits/

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