ユニセフ&Google「そのスペルミス、寄付しませんか?」

Case:Donate A Word

国連児童基金ユニセフとGoogle Chromeが連携した“教育機会に恵まれない子供たちのための識字率向上キャンペーン”『Donate A Word』。

このキャンペーンは、Google検索やGoogle Chromeのユーザーがテキスト入力時にスペルミス(ミスタイプ)をした際、その文字を右クリックすると、「正しいワード候補(スペル)」と並んで、“Donate a Word”(この文字を寄付しません?)とのメッセージが表示される。

こちらの文字をユーザーがクリックするとキャンペーンサイトに遷移し、更にDonateボタンをクリックすると、1文字10セント(例えば「widow」という文字だと5文字なので50セント)で寄付され、その「スペルが正しいほうの文字」が画面全体に描かれた「Education」の文字の一部になるという仕組み。

この“Donate a Word”キャンペーンは、スペルミスをしてもブラウザやWordが指摘してもらえる(ある意味こういったツールやソフトウェアに私たちは「教育」してもらっているとも云える)正にそんなタイミングに、“「教育機会」に恵まれない世界9300万人の子供たち”について考えてみませんか?、というコンセプトのもと設計されたそうです。

現在参加している人の姿(スペルミスしたword)もサイトで見られるという点でも秀逸ですね。
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ユニセフの刺さる広告/プロモーション(まとめ)

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Googleのサービスを駆使した斬新なデジタルプロモーション(まとめ)

動画はコチラ

参考サイト

・Creative Criminals
http://creativecriminals.com/online/unicef-donate-a-word/

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