身近な幸せにハッとさせられる…シヤチハタXstamper 50周年スペシャルムービー「50歳の”不合格”」

毎日変わりばえしない生活。仕事でも怒られて、自信をなくしてしまったり…。それでも生きるために同じ日常を過ごしていく。それはある意味とても立派なことですが、周りからはなかなか理解されないかもしれません。

自分が嫌いな会社員「伊藤さん」

私は私が嫌いだ

そんな台詞から始まるこのムービー主役は、50歳の会社員・伊藤さん。

上司に叱られ、不合格の烙印を押された気分に

万年平社員の彼は、満員電車に揺られて出社した早々、部長に呼ばれます。嫌な予感を抱きつつ、部長のデスクまで赴くと、案の定仕事のダメ出し。「何だこの報告書は?これも、これも、これもダメだ」と言われてしまいます。まるで自分の人生に不合格の烙印を押されたような気分になってしまう伊藤さん。

昔から妻だけは認めてくれた

「こんな感じ、以前もあったような?」とひとりごちる伊藤さん。こうして過去の記憶がフラッシュバックしてきます。

それは25年前のこと。「また不合格だったんだって?」と後に妻となる河合さんがやって来ます。「徹夜で頑張ってたよね?何かに必死になれる人って良いけどね」と伊藤さんを慰めてくれ、そんなことをきっかけに結婚した二人。

子どもが熱を出した時も…

こんな私が幸せなのは、妻と娘のおかげでしかない

という伊藤さん。ある日会社から帰って来ると、いつになく慌てた様子の奥さんに、「この子、すごい熱なの」と言われ、驚いた伊藤さんも大慌てで病院に付き添って行きます。間違って歯医者に向かおうとする夫に、「大丈夫、私に任せて」と冷静な妻。

子どもの診察を無事終えた帰り道、「俺って本当…ごめん」という夫。しかし妻の方は責めるでもなく、笑い飛ばし、「いざという時に必死人なれる人、好きよ」と言います。

身近な人に合格を押してもらえればそれで良し!

私は私が嫌いだ。
でも、こんな私を、合格を押してくれる人がいる。
そんな人と一緒にいられるなんて、ごく普通なんかじゃない。
すごく幸せだ。

と自分の幸福にハッとする伊藤さん。

周りからたとえ情けないと思われていても、自分を認めて一緒にいてくれる人がいる。それは間違いなく幸せなことに違いありません。デキる人だけど孤独、より数十倍幸せでしょうね。

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