これは切ない…少女が多言語を話せるようになった悲しすぎる理由とは？

みなさん、ご存知でしたか？“UN Global Study”の調査によると、18歳以下のおおよそ1億5000万の少女と7300万の少年が、性的な目的で利用されたり、または何らかの性犯罪に巻き込まれていると言われています。

毎年、何百万もの子どもたちが売春行為の被害にあっているというデータも。そして“The International Labour Organisation”によると、おおよそ550万人もの子ども達が労働や性的搾取を強制的にさせられているという、悲しい報告もあります。

アジア地域で深刻な問題となっている性的搾取（児童買春）の根絶を目標とする国際的ネットワーク、“エクパット”が公開した、ショッキングな映像をご紹介します。

JANEという名の少女

「Hello, my name is Jane.」と、英語で話したかと思うと、「はじめまして」とロシア語で挨拶。続いてショッキングな事に、日本語で「座ってください。」と言いました。そして、中国語、スペイン語と続きます。

JANEだけではありません

次に、テロップでこう表示されます。

JANEはこれらの言語を学校で勉強したのではありません。性的に彼女を利用した観光者から学んだのです。

すると“JANE”の名前の部分が、あらゆる少女の名前に変わります。この少女たちは、悲しい現実のほんの一握りにすぎません。

JANEが旅行者に話しかけている様子が目に浮かぶようで、彼女のどこか悲しげな多言語の言葉が胸に刺さります。

「おとなの都合に子どもを巻き込まないで」と呼びかけるエクパット。児童ポルノ、児童買春は、決して許される行為ではありません。

（参考サイト：Ads of the world）