「たけのこの里」分譲開始!? NFTで権利を所有するバーチャル物件登場

クラスター株式会社と株式会社明治は、お菓子「たけのこの里」のパッケージに描かれた家をバーチャル空間で具現化した分譲プロジェクトを開始しました。「フォレストタワー たけのこの里」として、2026年4月14日(火)より全300戸を先着順で販売します。

「たけのこの里」分譲 パッケージのイメージ

本プロジェクトは、メタバース空間上にタワーマンションを建設し、デジタル物件として販売する取り組みです。販売価格は10,000円から最高150,000円までの3グレードを設定し、NFTを権利証書として付与することで、固有の資産として保有できる仕組みを採用しています。

アトリウムサロン

購入者はスマートフォンをカードキーにかざして専用空間にアクセスし、グレードに応じて5名から50名までの友人を自分の部屋に招待可能です。空間内にはたけのこの形状をした間接照明などを配置し、ブランドの世界観を反映したオンラインコミュニティを体験できます。

プライベートプール

この企画の背景には、明治が長年実施してきた「きのこ派」と「たけのこ派」の対立構図があります。2026年3月に先行して分譲された「きのこの山」の物件が一戸建てであったのに対し、今回は垂直に伸びるタワーレジデンスを打ち出しました。

おなじみの人気投票から一歩踏み込み、「戸建て派」と「タワマン派」という不動産市場の文脈へ土俵を移すことで、ファン参加の形式をアップデート。まだ一般的とは言い難いNFTという技術を、現実の不動産ビジネスというなじみのあるフォーマットへ落とし込み、生活者の直感的な理解を促している点が特徴です。

部屋番号や間取り図を用意し、NFTを「権利証書」と言い換えることで、デジタルの所有を現実の物件のように感じられる体験へと変換しています。不動産販売の体裁を徹底的に模倣した「本気の遊び」として参加のハードルを下げ、ユーザーが思わずSNSで発信したくなるような話題化の仕掛けといえるでしょう。

また、友人を招待して一緒に過ごせる機能を物件の仕様として持たせたことで、参加者同士の口コミを通じて情報が広がる状態を生み出しています。

物件概要

難解になりがちな最新技術を、不動産というなじみ深い様式で包み込み、遊び心のある企画として多層的に訴求する今回の取り組み。きのこ派とたけのこ派をめぐる「戸建てかタワマンか」という新たな対立構図は、今後の展開も含めて話題を集めそうです。

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